1月24日
*** 刺繍糸収納キャビネット ***
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刺繍糸の大手メーカーDMCから、
創立何周年だかの記念に、限定2000個で、
このような
刺繍糸を収納するキャビネットが発売されました。
(一部の人の間で、通称、観音開き)
ちょうど、刺繍にはまり始め、
結構、形から入るタイプの私は、
これが「ちょっと欲しいな〜」と、思っていました。
しかし、これが、結構なお値段なのです。
(ちなみに、$399です。ひやぁ〜!!)
日本でも、欲しいと言ってらっしゃる方が
ちらほら、いらっしゃって、
そして、日本への送料が凄く高いことを知って、
「せっかくだから」と、買うことにしてしまいました。
ところが、ことは、そう、すんなり行きませんでした。
まず、注文する前に、メールで、
送料と、到着までどれくらいかかるかを
聞いてみました。
というのも、通販で、良く、送料のところに、
「ハワイとアラスカはのぞく」と注意書きがあることが多いからです。
返事は、すぐに来て(2日後くらい)
送料は、ハワイも、アメリカ国内と同じ、$18.95。
商品到着までは、4−6週間かかるということでした。
送料が高く無かったので、早速注文したのが、去年の8月。
そろそろ届くかな〜、と、毎日、楽しみにしていた
ある9月の半ば過ぎ、
朝、電話がかかってきました。
「DMCです。あなたのオーダーを受け取りましたが、
ハワイは、送料、$98かかります。それで良いですか?」
なんですと〜!!
思わず、「どうして、そんなに高いんですか?」と言うと、
「本土なら、トラック輸送だけですむけど、ハワイは、
トラックに乗せて、飛行機に乗せて、また、トラックに乗せて、、」
と、早口でまくし立ててきます。
「でも、私は、事前に送料の確認をして、同じ値段という
回答を貰ってます。だから、オーダーしたんですよ。」
と、言いながら、パソコンの前に移動して、
メールを探し、その内容、
「the shipping and handling costs are $19.95
anywhere in the US.」
を読んでやりました。
「そのメールは、誰が出してますか?」というので、
「リン」と、名前を言うと
「Oh, It's me.」だって、、、
「相談して、折り返し電話します。」ということで、
一度電話を切りました。
しばらくして、また、電話がかかってきて、
「では、送料$45でどうですか?」だって。
「それにしても、私は、1ヶ月以上前に注文したのに、
この電話は、どうして、こんなに遅いんですか?」
と、切り返すと、
「注文が殺到して、順番に処理していたら、
こうなっただけ。」だそうです。。。
しょうがないので、それでOKしてしまいましたが、
腹が立ったので、
「WEBページの内容も、書き換えるべきですね。」
と言ってやりましました。
Webの内容は、1週間もしないうちに、直ってました。。
現在は、「ハワイとアラスカは、メールで相談してね」となってます。
さて、待つこと、1ヶ月以上、10月末に、
私の観音開きが届きました。
実は、日本のお友達も先に注文していて、
よく、メールで経過などをやりとりしていたのですが、
彼女の観音開きは、扉が見事にバラバラでした。
そのこともあって、慎重に箱を開け、
どこか、壊れてないか、チェックしました。
開けてみると、実は、Webの写真とは違い、
扉の部分の刺繍は、自分で刺さなければいけない
ということが分かりました。
(もちろん、布などは付いていません)
(チャートが付いてました。)
扉のノブなども、部品がそのまま入っていて、
自分で組み立てる様になっていました。
こんな感じです。
上にのっかてるのが、チャートや、ノブの金具です。
ノブが無いので、扉が開けにくかったのですが、
中もチェックと、開けてみると、、、
「あー、やられた〜!」と叫んじゃいましたよ、私。
扉の内側は、自分で刺した布を、セットするように、
留め金が付いているのですが、
それが、1つ、ありませんでした。
しかも、これって、ねじ止めしてあるのですが、
ねじの跡も無いので、最初から、付けるのを忘れた状態です。
早速、写真を撮って、DMCに写真を添付して、メールしました。
これが、送った写真。
さて、方や、日本のお友達も、バラバラ事件を
DMCに報告していました。
「送料がかかるから、送り返さなくて良い、
代わりのものをすぐ送る、それまで、代金の引き落としもしない」
という回答だったそうです。
ところが、代金はしっかり引き落とされ、
(後に、返金されたようですが、)
日本でかかった関税の問い合わせにも、なしのつぶて、、
代わりの商品もなかなか届かず、
問い合わせには、「まだ、送ってない」という返事だったので、
「キャンセルしたい」と申し出ても、音沙汰無しだったそうです。
そして、私のクレームにも、
やっぱり、なんの音沙汰無しでした。
1ヶ月待っても、メールもなにも来ないので、
Fiddlesticksのジョーンに、事情を話して、
トールフリーの電話番号に、電話して貰うことにしました。
その日は、もう、時差でメインランドは、夜だったので、
ジョーンは、「明日かけてあげるから」と、
約束してくれました。
次の次の日、ジョーンから電話がありました。
結局、ジョーンは、それぞれ別の場所に、3回、
電話をしたそうです。
それでも、担当者が捕まらず、
コールバックを待っても、ぜんぜん電話が来ないので、
あきらめて、シャワーを浴びていたら、
その間に電話がかかってきたそうです。
留守電には、「その件は、昨日、対処して、部品も、もう、発送済みだ」
と入っていたそうです。
ジョーンは、「昨日やったなんて、絶対嘘で、
明日これからやるんだと思うけど、
なんにしても、部品は送ってくれるみたいだから、
ちょっと待ってみて。」と、言ってくれました。
約1週間後、DMCから封筒が届きました。
中には、部品が、1つ、ポロッと入っているだけでした。
ジョーンに、部品が届いたことを報告し、
「でも、Sorryの手紙も、部品同封しますのメモも、
なんにも入ってないんだよ。ただ、部品だけ。」
というと、
「アメリカは、そうよ。」と言われました。。
そんなこんなで、私のところにやってきた観音開きですが、
扉の刺繍もしてないし、(布は買いました。)
部品も取り付けてないので、
まだ、使ってません。。。。
内部は、こうなってます。
大きさ比較の為、本を置いてみました。
引き出しは、こうなってます。
プラスティックで、ちょっと、ちゃっちいの。。。
ところで、この観音開きには、シリアルナンバーが付いてます。
前述の、日本のお友達の、8月に注文して、8月に届いたのが、
300番台。
8月に注文して、10月末に届いた私のが、700番台。
ふーーん、注文殺到してるって〜!?
(あ、このお友達の担当者も、「リン」でした。)
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